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道中靖都君と1年生の記事が同志社アトムに掲載されました。  (情報提供 中村伸也)

■関西学生選手権■


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記事内容

価値ある3位
  試合会場である瀬田川を練習場として使う同志社。 「いつもの場所なので緊張しなかった」と、道中(商4)がカヤック(?カナディアンの間違?)1000mで3位に食い込んだ。
  持久力とレースの組み立てが勝負を左右する1000m「次のレースにつなげたい」と余力を残して勝ち進み、決勝を迎える。 悪くないスタートダッシュだったが、上位2人は格がが違った。出だしから引き離され、中盤体力の消耗からさらに距離がひろがっていく。 順位こそ必死にキープしたが、最後まで逆転の糸口はつかめなかった。「実力不足だった」とレースを振り返る。だが、道中にとってシニア個人種目入賞は初めて。着実に成長を遂げてきた。
  大学からカヌーをはじめた道中。当初から「スポーツセレクション」の選手に勝つことが目標であった。今大会「セレ」を押しのけての表彰台には価値があった。
  続く全日本選手権も入賞を目指して挑んだが、高い波にてこずり準決勝敗退。悔しい結果となった。「次は負けたくない」。力強い口調には闘志がみなぎっていた。      (椎葉耕士)

 

5人のルーキー
  1年生にとって2度目の公式戦となる今大会。カナディアン、カヤックともにすばらしい活躍を見せた。
  まずカナディアンシングルに挑むは吉澤(文1)、澤田(工1)、紀野(工1)の3人。吉澤はスタートから快調な走りを見せ、1位に躍り出た。 澤田と紀野は、出だしに失敗し上位に大差をつけられる。しかし粘り強さを見せて、2位志村(神戸大)を追い上げていく。その間1位をキープしていた吉澤葉、後続を引き離し余裕の勝利。
  一方ゴール前では、デットヒートが繰り広げられていた。0.1秒を争う戦い。3人ほぼ同時にゴールする。緊張が漂う会場に、順位と志村の失格を知らせるアナウンス。澤田の2位、紀野の3位が確定した。
  カヤックのシングル出は河合(文1)が同志社に16年ぶりの優勝をもたらす。 9人中唯一2分を切る好タイムでの快挙だった。
  今大会、同志社が圧倒的な強さで上位を独占した。 経験をはじめ、フォーム、気力、体力、すべてにおいて「まだまだ未熟」(河合)と話すが力はつきている。 彼らは「他大学には譲らない」と意欲を見せる。今後も表彰台を同志社カラーで一色に塗り尽くしてほしい。

同志社アトム 136号 掲載日 2001年10月1日