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浅野裕志君の記事が同志社アトムに掲載されました。  (情報提供 中村伸也)

■瀬田川カヌーレガッタ■


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記事内容

  シーズンの到来を告げる今大会。
カヌー部エース・浅野裕志(工3)がカナディアンシングル男子1万メートルで2位に入る健闘。 目標とする関西学生選手権、インカレに向け大きな弾みをつけた。

  大会当日は波の高い嫌なコンディション。浅野はスタートダッシュに失敗し出遅れてしまう。すぐに挽回し2位まで順位を上げたが1位との差は大きく開いていた。前半の下りで差を縮めたかったが,苦手な風に思うようなレース運びできない。
  カーブ過ぎ、本来の力強さが戻りはじめる。後半の下りにかけて「追いつめよう」と首位にあと一歩まで追った。しかし、トップの山村(立命館)は、安定したフォームで崩れる気配を見せない。一方、浅野は「冬の間に変えたパドルが、思ったよりこぎにくかった」。徐々にスタミナを消費しフォームも乱れ出す。ゴールしたときには1分近くの差をつけられていた。
  同志社は、たの強豪校に比べ勝負を左右する船の形が旧式だ。そんな条件での準優勝は好成績である。だが、「1位になれると思っていた。」と決して満足はしていない。夏にやってくる最新式のカヌーも彼の強い見方となるに違いない。
  また今大会の2位は浅野にとって大きな意味がある。大学からカヌーを始めた浅野は、ジュニアの試合では優勝も経験している。だが、スポーツセレクションの選手が出場する大会で表彰台に上るのは初めてだ。夏には、関西学生選手権、インカレが始まる。「1つでも上を目指す」と意欲十分。彼の本当の闘いが今、幕を開ける。      (近藤康平)

同志社アトム 掲載日 2001年5月22日