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■第ニ話 JK2悲願の優勝■

インカレの始まる1週間前 ジュニアカヤックの竹林・石田ペアは怒っていた。
「どうして最後に失速するんだ!!」
コーチ岡本の檄が飛ぶ
「あわててバタバタ漕ぐからダメなんだ」
「落ちつて水をとらえろ」

2人は関学戦で佐藤・萩尾ペアの優勝をみて今度は自分達だと信念を持って練習に励んでいた。

そして当日・・・

同志社の二つのペアは順調なスタートをきった。
ところが佐藤・萩尾ペアと関学のペアがぶつかるという最悪のアクシデントが起こった。

一方、竹林・石田ペアは「失速させない」を合言葉に艇を進める。
二人の耳に岡本コーチの声。
はやる気持ちを押さえ込み
最後までシニアのような大きなストロークでグングン進んでいく。

最後の瞬間・安定を崩して一緒に水をたたく二人。・・
だが二人の思いは大きなストロークと伴にゴールを潜った。

ついに優勝!!
16年ぶりのインカレでのJK−2をふたりはもぎ取った。


竹林・石田ペア、二人の耳に岡本コーチの声


優勝ペアの凱旋(前=竹林、後=石田)  

 

 

第三話 プロジェクトC